証券外務員試験にチャレンジするみなさん、学習の方は順調ですか。
今年の春に受験申込みした方々は、そろそろ試験本番が近づいてきていると思います。
ドキドキ・ワクワクですね。
今日は、外務員一種試験・二種試験の共通範囲である「経済・金融・財政の常識」から間違えやすい単語を取り上げてみます。
景気動向指数というものがあります。
要は、今の経済状況がどんな感じになっているの?
というようなことをとらえるための指数です。
これには、3つの種類があります。
①先行指数
②一致指数
③遅行指数です。
先行指数は、景気に先行して動く指数、一致指数は、景気と一致して動きます。
となれば、遅行指数は?
もちろん、景気に遅れて動く指数ということになります。
この指数の中に、代表的なものとして、新規求人数、新設住宅着工(戸数・床面積)、有効求人倍率、完全失業率・・・というような数値があるのです。
経済に強い方や、興味があって日経新聞等を読み慣れている方には馴染みの単語かも知れません。
でも、縁のなかった方々には・・・ちょっと、ですね。
理屈をきっちりと覚えることも受験勉強上は「あり」なのですが、ここでは、得意の合言葉で覚えておきましょう。
一番、間違えやすいのが、新規求人数と有効求人倍率です。
ズバリ、新規求人数は先行指数、有効求人倍率は一致指数なのです。
えっ、なぜって?
はい、興味のある人は自分で調べてみられることをお薦めしますが、最小の努力で最大の効率を、です。
ですから、
「先行、新新=(新規求人倍率と新設住宅着工戸数)、一致、有人(友人)=有効求人倍率」と唱えてください。覚えてください。合言葉です。
割と簡単でしょ?
要は、いかにして速く合格ライン・70点(7割)に到達できるか、です。
よろしくお願いします。