本ページの次の(ページの)テーマとして、約定値段の決定=計算問題が登場してきます。セットにして勉強しておいてください。
【練習問題】
・東京証券取引所の売買立会による売買取引において、1単元の株式の数を定めていない会社の発行する株券は、1.000株が売買単位とされている。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・1単元の株式数の数を定めていない会社の場合は、1株が売買単位である
・株式数の単元
・決めてなければ、1株単位
・東京証券取引所における株券の売買取引においては、原則として前日の終値を基準として制限値幅が定められている。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・株券の売買
・前日の終値を基準にして制限値幅あり
・東京証券取引所における国債証券の売買の呼値の制限値幅は、原則として前営業日の終値から上下1円とされている。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・国債の制限値幅
・前営業日の終値から、上下1円
・金融商品取引所で、一度成立した約定は、いかなる場合も取り消されることはない。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・原則としては取り消されないが、過誤のある注文により売買等が成立した場合で、その決済が困難であり、取引所の市場が混乱するおそれがあると認める時は、売買等を取り消すことができる
・金融商品取引所での成立済み約定の取消
・原則は、取消、なし
・過誤あり注文、決済困難、市場混乱のおそれで、売買取消もある
・東京証券取引所における売買には、売買立会による売買以外の売買として、過誤訂正等のための売買や立会外分売がある。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・東京証券取引所において行われる転換社債型新株予約権付社債券の売買については、原則として呼値の制限値幅はない。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・当該発行会社が発行する行使対象上場株券の制限値幅に転換比率を乗じて算出される
・通常の株券・・・値幅制限あり
・では、転換社債型新株予約権付社債券の値幅制限は?
・行使対象の上場株主券の制限値幅に転換比率を乗じて算出
・東京証券取引所において行われる転換社債型新株予約権付社債券の売買については、原則として、呼値の値幅制限はない。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・当該発行会社が発行する行使対象上場株券の制限値幅×転換比率
・上場国債証券の売買単位は、額面5万円とされている。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・上場国債証券の売買単位
・額面5万円
・取引所取引の価格優先の原則においては、買注文は、より低い価格の注文が、売注文は、より高い価格注文が優先される。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・(逆である)・・・買注文は、より高い価格の注文が、売注文は、より低い価格の注文が優先される
・取引所の価格優先の原則
・買い注文・・・より高い価格優先
・売り注文・・・より低い価格優先
・指値による呼値は、成行による呼値に値段的に優先する。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・成行が優先
・指値と成行の優先は
・成行優先
・成行=いくらでもいいですよ、というものだから
・ザラ場とは、売買立会の始値の決定方法のことをいう。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・板寄せ
・ザラ場と板寄せ
・始値の決定方法は、ザラ場?
・板寄せ?
・板寄せとは、売買立会の終値の決定方法のことをいう。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・板寄せとは、売買立会の始値等の決定方法のことをいう。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・板寄せは、始値と終値(その間=時間中は、ザラ場)
・ザラ場とは、売買立会において、始値が決まってから終値が決まるまでの間の継続売買の時間帯のことをいう。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・同一値段の呼値の間では、呼値が行われた時間によって、先に行われた呼値が後に行われた呼値に優先する。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・同じ値段の呼値は
・時間優先、先に行われた呼値が後に優先
・取引市場における売買立会による売買は、売買注文を売り・買い別に市場に集中し、まず価格優先の原則を適用し、これによることができない場合は、時間優先の原則に従い、競争売買によって行われている。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・価格優先と時間優先は
・まずは、価格優先
・次に、時間優先
・成行による呼値は、指値による呼値に値段的に優先する。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・指値による呼値は、成行による呼値に値段的に優先する。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・成行が優先
・成行と指値は
・成行優先
・証券取引所の売買立会による売買は、売買注文について、まず価格優先の原則を適用し、これによることができない場合は時間優先の原則に従い、相対売買によって行われる。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・正解・・・競争売買である
・取引所の売買立会での売買において
・相対売買はない、競争売買である
・売呼値において、高い値段の売呼値が、低い値段の売呼値に優先する。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・低い値段が優先
・呼値
・売りは、高いが優先?
・売りは、低いが優先?
・買呼値においては、高い値段の買呼値が、低い値段の買呼値に優先する。・・・○か×か?・・・○・・・正解
・呼値
・買いは、高いが優先?
・買いは、低いが優先?
スキマ時間に練習問題にチャレンジしながら学習できる、○×クイズ形式のスタイルも用意しました。
10問単位です。自分なりに合格点をとれた、と自覚できたら次の10問に進んでください。
ぜひ、無声音で(頭の中だけで声を出して・しかも早口で)読んでみてください。スマホなどのボイスメモやICレコーダーなどに録音して聞き流すことで記憶に定着させる、ということもできます。どうぞ工夫してみられることをお薦めいたします。
録音する場合には
・早口で録音すると聴き返す時の集中力がアップします。
・「○○~とされている。○(マル)とか×(バツ)」という具合に解答まで録音する。
・また、×(バツ)の時は、間違った点や正解まで録音しておくとベターです。