オプション取引 外務員試験合格講座
かなりのボリュームです。大変かも知れませんがコツコツと理解に努めてみてください。次の先物取引といっしょに学習することで金融商品についての知識・理解が一気に深まると思います。
職を離れてからの資産運用・実生活についてもプラスになること間違いありません。
オプション取引を理解していただくために、あなたの好きなアーティストのアルバムをサンプルとして現物取引、先物取引、オプション取引を説明してあるところからのスタートです。
先物取引とオプション取引を比較しながら理解するとイメージしやすいですし、時間的な効率からも一石二鳥です。外務員試験、とりわけ一種試験ではいちばん馴染みのない世界だと思います。ぜひ一歩ずつでも構いませんので理解に努めてください。
同じように比較・分類・整理しながら、コール・プレミアム、プット・プレミアム、コール・オプション、プット・オプション、さらにオプション取引のメリットやオプション取引の終わり方などもきっちりと理解しておいてください。
また、コールの買い、コールの売り・・・といったグラフを(メモ用紙などに)書いて外務員試験本番の時の手助けにするやり方も案内しています。左右対称、上下対称などのグラフの展開も頭に入れておいてください。
さらに、イン・ザ・マネー、アット・ザ・マネー、アウト・ザ・マネー、原証券価格、行使価格といった単語も登場してきます。
次に外務員試験オプション取引の範囲でハードルが高いのが、計算問題です。計算問題でも、オプションの決済についてアメリカン・タイプ、ヨーロピアン・タイプといった概念、SQなどの単語も覚えてください。
計算問題ですが(先に勉強した)4つのグラフを常にイメージしながら考えると間違わないで解答につなげることができるかと思います。グラフについては、これでもかこれでもかというところまで説明してあります。それだけ重要だと認識して定着化にチャレンジしてください。
外務員試験のオプション取引では、オプション取引の投資戦略についても出題されます。どちらかというと、機械的に覚えることをお薦めします。市場(マーケット)が大きく動く時なのか、あまり動かない時なのか、という思惑で戦略が違ってくるわけです。
具体的には、コールの買い・プットの買い、コールの売り・プットの売りというように戦略が異なってきます。さらに、ストラドル、ストラングルという概念も登場します。
また、サイトのトップページに例示したようなプロテクティブ・プットという戦略も勉強してください。セットでカバード・コールというのも一緒に理解しておきましょう。
オプション取引は、どんどん次から次へと新しい単語・概念が登場してきます。ほんと大変でしょうけど、頑張ってください。地球の言葉なのだろうか、というようなものまで飛び出してきます。(汗)
ボラティリティという単語の他にも、デルタ、ガンマ、シータ・・・理数系が苦手だった人は思い出したくない単語ですね。
最後の最後、SPAN証拠金というものも学習します。