信用取引等 外務員試験合格講座
信用取引等(株式業務)のサブノートです。品貸料・逆日歩といった概念は難しいかも知れませんが冷静に少しずつ理解していってください。「モノ」を売ってから「買う(買い戻す)」という発想に慣れてください。
まずは信用取引とは?というところからのスタートです。買って売る、その差額が儲けという通常の商慣習からの発想ではなかなかイメージできないことかも知れません。売ってから買い戻す、という概念です。結果的には買った時と売った時の差額が儲けになりますから通常の売買・取引と同じにはなります。
それを可能にしたのが信用取引というものです。外務員一種試験の範囲になってきます。
ただ、二種試験からのスタートでも最終的に一種試験まで合格することが目標であるならば、最初から一緒に勉強する手もありますし、昔と違って外務員試験は二種を経由しなくてもいきなり一種試験にチャレンジすることもできるようになりました。となれば、最初から信用取引についても勉強することが必要となります。
信用取引には委託保証金という概念も登場してきます。30%とか20%といった数値も出てきます。違いと計算問題で使う数値がどっちなのか、きちんと区別して理解しておいてください。
また、信用取引の決済(取引完了・締め)についても勉強します。いろいろあって間違えそうですが、最初からきちんと分類・整理して理解に努めてください。
制度信用取引と貸借取引という言葉・単語も理解して覚えてください。品貸料、逆日歩と次から次へと新しい概念が登場してきます。
可能な限り分かりやすく解説・サブノート化したつもりです。めげずに頑張ってください。
なかなか頭で理解するのは大変かも知れませんが、少しずつ、一つずつ前進する形で定着化させてください。
信用取引の決済についても、それぞれのやり方の違いを整理できるようにしてください。外務員試験本番までの辛抱です。なんとか記憶にとどめておけるようにチャレンジしましょう。
外務員二種試験でも出題される範囲ですが、権利落ちと配当落ちについても復習を兼ねて学習します。
最後は信用取引についての計算問題です。追証という概念が登場します。例の30%、20%の数値のうち、20%を使います。順序建てて計算していくことに慣れてください。パターン化したものをマスターすれば大丈夫だと思われます。
二種試験用の株式業務の試験範囲にあるリンクからのPOINTでも学習してみてください。
外務員の試験科目としては、ハードルが高い範囲だと思いますが、どうぞあきらめることなく、じっくりと理解して攻略してみてください。